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11月の誕生石 インペリアルトパーズ
石言葉:友情・希望・直感
効果:持ち主に活力を与え、成功へと導きます。
ポジティブな気持ちにしてくれる優雅なシェリーカラー
和名を黄玉というトパーズは黄色のイメージが強い石ですが、インペリアルトパーズはピンクがかったオレンジの美しいシェリーカラー。ブラジルのミナス・ジェライス州を主な産地とし、褐色味のない濃いシェリーカラーが最高とされます。トパーズに微量に混入したクロム元素がこの色の由来です。
インペリアルトパーズは結婚23年目の記念石であり、友情のシンボルとされてきました。その友情の伝説とは18世紀のヨーロッパでの3人の女傑同士の「女の友情」に由来します。プロイセンの領土侵略を脅威とする周辺3国で、オーストリア女帝マリア・テレジアとフランスのポンパドール夫人、ロシア女帝エリザベータの”3婦人同盟”の隠れた主役がインペリアルトパーズの指輪だったのです。ロシア語で「友情」という意味の「ドル-ジバの指輪」とそれは名付けられました。
11月の誕生石 シトリン
石言葉:繁栄・富・希望・勇気
効果:幸福感を増幅してくれる効果があり、対人関係を良好に保つのに良いとされています。
幸せを呼ぶレモン色のジェムストーン
シトリンは地中深くに結晶したアメシストが、マグマなどによる熱干渉や放射線により黄色く変化したものです。現在ではその原理を利用して、アメシストを人工的に加熱してできたシトリンが多く出回っています。アメシストを約450℃で加熱するとシトリンに変化します。一度変化した色は元には戻らず永続します。
シトリンの語源はフランス語でレモンを表すシトロンで、和名は黄水晶。含有する鉄分によって黄色に発色します。同じく黄色い水晶にレモンクォーツがありますが、こちらは硫黄によって発色しているため、別々の石として区別されています。
美しく輝く黄色が富を引き寄せると考えられ、洋の東西を問わず財運をもたらす石として大切にされてきました。
ダイヤモンドは毎日のお守り
石言葉:永遠の絆・純愛・不変・純潔
効果:邪気を払い、不屈の精神力をもたらし、強固な意志で生涯の愛を守ります。
深い愛で永遠の絆を結ぶ
ギリシャ語で「何ものにも征服されない」という意味を持つadamas(アダマス)が語源とされるdiamond。ギリシャ神話では太陽神アポロンの守護石とされていました。和名は「金剛石」。地球上でもっとも硬い物質とされ、硬さの単位であるモース硬度は最大の10。炭素のみの単一元素で構成される唯一の宝石で、高い屈折率から美しい輝きを放ちます。
その美しさと希少性から宝石の王様と呼ばれ、多くのジュエリーに用いられています。堅い絆の象徴でもあるダイヤモンドは、愛に満ちた家庭を築くとされ、婚約指輪として贈られています。結婚60周年を「ダイヤモンド婚式」と呼び、お祝いをする習慣もあります。
ダイヤモンドの評価はCarat(重量)、Color(色)、Clarity(透明度)、Cut(カット)の4つのCで表され、それぞれの項目で高い等級を得るほど価値が高まります。