雪も顕微鏡で見るとその出来上がる過程によって結晶の模様(デザイン)が違って出来上がります。
極寒の中、厳しい状況ほど結晶が綺麗なデザインになり、ゼロ度に近い環境で出来た雪の結晶は柄も単純であまり綺麗に見えないものだそうです。
これは、ダイヤモンドの生い立ちにも似ています。ダイヤモンドの原石もマントルで育まれ、(マントル=地球の核の外側にある岩石の層)地球の中心部分から地上にマグマが噴出す瞬間に、数百万トンの圧力と高熱によって、地表近くもしくは、地上まで達し、一瞬にしてマイナス温度に冷やされた瞬間、ダイヤモンドの原石ができあがります。
過酷な条件で成長し、噴出した原石ほど美しいのです。
雪の結晶がダイヤモンドダストと呼ばれるのも、きっとこんな厳しい自然環境から生まれる美しさだからかもしれません。
よくある質問