ブランドを知らない、デザインセンスもない、宝石に詳しいわけでもない。
そんな自分がどうやったら本当に気持ちのこもった、こだわりを持った婚約指輪を
贈ることができるだろうか。その答えが『ジュエリーハナジマ』にありました。

同じ価格だとしたら、ブランドという価値にお金を払うより、指輪の品質の良いものがいい。
デザインセンスがないなら、後から婚約者にデザインを選ばせてあげられる方が良い。
私が考えたのは「ダイヤモンドの石（ルース）をプレゼントし、一緒にリングデザインを考えて作る。」ということでした。

フルオーダーやセミオーダーで婚約指輪を作ってくれるお店は、Webで検索すればたくさん出て来るので、問題は石。
まずはダイヤモンドのことを知らなければと、Webでいろいろ調べました。
品質の基準となる４Ｃについて主に知るべきことだったわけですが、同時にそれはダイヤモンドの価格を決める基準にほかなりませんでした。
つまり、好みやこだわりはそこには存在せず、良いと鑑定されたものは高い価格がつく、高いお金を払うことが良いものを手に入れることだと思い知らされる結果だったのです。

どれだけお金をかけてあげられるのか、それだけが自分がする贈り物の価値なのかと少し落ち込んでいた時に、『ジュエリーハナジマ』のホームページを見つけました。
そこに書かれていたのは、他にはない、ダイヤモンドの４Ｃ以外の個性について触れられた文章でした。
同じ鑑定内容のダイヤモンドにも個性による違いがある。ダイヤモンドの本質ともいえる輝きそのものに、その個性は現れる。
「ここしかない！」と感じたのは、正に無意識に私が求めていたものが、そこにあったからに違いないと思います。

初めてお店に伺ったのが、運悪く雪の降る日だったのは、婚約者に内緒で行動できる数少ないチャンスの日だっただけなのですが、花島さんには美しいエピソードのように捉えていただいて、本当に丁寧にいろいろ教えていただきました。（普通の天気の日に行っても、丁寧に教えてくれていたと思います！）
全てを自分の目で確かめて気に入った石を選べたこと、婚約者を連れてのリングデザインの打合せ、出来上がりを受け取りその場でのプレゼントと、その後は婚約者との信じられないくらい楽しくて幸せな時間を、ジュエリーハナジマで過ごさせていただきました。
本当に素晴らしい指輪を贈ったんだと、誰に対しても胸を張って自慢ができます。

本当にありがとうございます。
これからマリッジリングも作りますので、素敵な時間はまだまだ続きます。花島さん、よろしくお願いしますね。